介護業界における正社員の働き方とは

介護業界では、未経験や無資格で働くことができます。パートの多くは未経験または無資格であり、経験を積んでから正社員を目指す人も少なくありません。パートと正社員の働き方の違いとして、シフトが挙げられます。パートの場合、シフトの融通が利きやすくなります。休日の調整がしやすく、短時間勤務も可能です。

自分のライフスタイルに合わせて仕事ができるため、子育て中や掛け持ちで仕事をしている人にとって最大のメリットとなります。しかし、パートはシフトの融通が利きやすい分、正社員よりも収入は減ります。本格的に介護業界で働きたい場合や、安定した収入を得たい人は正社員を目指しましょう。

介護業界の正社員の特徴は、土日休みがほぼないことです。介護施設は365日24時間運営しているため、土日に関係なく働く必要があります。もちろん、最低でも週に1日は休まなければならないため、土日に休めなかったとしても平日のどこかで休むことができるので、安心してください。また、正社員は夜勤業務も行わなければなりません。夜勤の勤務時間は8時間と16時間の2種類あります。

8時間勤務の場合、21時前後に出勤して2時間休憩をはさみ、翌日の7時前後に退勤します。8時間勤務は翌日も出勤になる場合があり、退勤した数時間後に再び出勤するケースも少なくありません。一方、16時間勤務は16時前後に出勤し、翌朝の10時前後に退勤します。16時間勤務は翌日が休日扱いになるため、退勤後は自分の時間を確保できます。このように、正社員とパートは働き方が大きく異なるのです。自分に合った働き方を選びましょう。